このプログラムは学生が自分の希望に応じて履修する「外国人のためのスペイン語コース」がベースになっています。コンプルテンセ大学・スペイン語センター(CCEE)でのスペイン語コースとスペインの大学の学部の科目履修とで構成されます。学生は正式な学部学生としてではなく[ビジター学生]として登録されます。学部の科目を選択する時にスペイン語レベルがB1以上でなくともコンプルテンセ大学・スペイン語センター(CCEE)でスペイン語コースを履修してスペイン語力がB1以上に達すれば(大学または学部により要求するスペイン語や英語のレベル*は異なります)[ビジター学生]としてスペインの大学の学部の科目を選択できます。コンプルテンセ大学・スペイン語センター(CCEE)でのスペイン語コース修了後に学生はスペインの大学で[ビジター学生]として学部の科目をいくつか選択できるオプションがオファーされます。
*英語のレベルは英語での開講科目を選択する場合には問われます。
【参考】コンプルテンセ大学・スペイン語センター(CCEE)ではスペイン語コースで文化の授業も選択できます。
スペイン滞在中に単にスペイン語を学ぶだけでなく大学の学部の科目も履修したい学生に適したプログラムです。ただし学部の正式な学生になる訳ではありません。立場は[ビジター学生]となります。[ビジター学生]は学部の公式な学生ではありません。科目を履修終了後、大学ではディプロマは発行しませんが成績表を発行してくれます。この成績表が日本に帰国後に日本の大学によってどう判断されるかは日本の大学によります。日本の大学での単位の認定をお考えの場合にはあらかじめ日本の在籍大学にご確認ください。なおスペイン語コースの履修期間は現在のご自分のスペイン語によって3ヶ月、6ヶ月、1年間など選択が可能です。
要件/プログラム履修の条件:
- コンプルテンセ大学・スペイン語センター(CCEE)でのスペイン語コース履修(特に履修のための条件はありませんが18歳以上であること。)
- [ビジター学生]としての学部の科目履修の条件はそれぞれの大学や学部によって設定されます。
一般的には[ビジター学生]として学部入学申請時にスペイン語力B1,B2またはC1があることが望ましいですがコンプルテンセ大学・スペイン語センター(CCEE)でスペイン語コースを履修することでスペイン語力を上げることができます。大学によっては他の条件を課す場合もあります。
スペイン語を専攻している学生向けのプログラムと言えますがスペイン語コースを履修中にスペイン語の能力をB1,B2またはC1まで高めると[ビジター学生]として大学の学部の科目を選択できるようになります。
学部への[ビジター学生]としての登録は正規の学部生になるための手続きほど複雑ではありません。
一般的には以下の要件を求められます。
1. 日本の大学の入学(在学)証明書(正式に翻訳され外務省でアポスティーユ認証されたもの)
2. 日本の大学の取得した科目の成績証明書(正式に翻訳され外務省でアポスティーユ認証されたもの)
3. スペイン語レベルの証明(DELE,SIELEなど[ビジター学生]として登録を希望する大学が求めるスペイン語力の認定書)
4. 英語の科目を選択する場合には英語力を証明する認定書(登録を希望する大学による)
スペイン教育省での書類の認可(Homologación)、大学入学資格試験(Selectividad)の受験は必要ありません。
ただし大学により[ビジター学生]を受け入れる学部や[ビジター学生]の受入数が異なりその大学独自の条件を課す場合もあります。詳しくはお問い合わせください。